カーラ・ルーナ Cala Luna トレッキング、カーラ・フイリから

カーラルナ Cala Luna サルデーニャ サルデーニャ島でハイキング

サルデーニャ島東海岸のオロゼイ湾にある有名ビーチ、カーラ・ルーナ。このあたりは、ビーチの背後が荒々しい石灰岩のカルスト地形のスプラモンテが迫っているため、とても野性的である。
陸からたどり着くためには、2時間ほどハイキングルートを歩く必要があるのにもかかわらず、多くの人を魅了するのは、ビーチ南側の断崖絶壁の岩の塊や、大きな洞窟からの眺め、そして、やはり、海と山の両方を楽しめる、そのハイキングルートにもあると思う。夏には、船やゴムボートのツアーなどもあり、有名なビーチのため、それなりに混雑もするが、5月の初めは、ハイキングルートから来る人のみ。波が高かったが天気の良い祝日だったので、思ったよりも多くの人がビーチにもいた。何年も前に、同じルートを歩いたときは、12月だったので、カーラ・ルーナには私たち以外は誰もいなかったっけ。

カーラルナ イタリアサルディニアトレッキング

カーラ・フイリから、カーラ・ルーナまでのルートは、クラッシックなトレッキングコースのためか、そして歩いたのが祝日だったためか、多くの人とすれ違った。10歳くらいの子供連れの外国人ファミリーも何組か歩いていて、子供たちは普通のスニーカーで、走るように歩いていたりもして、若いっていうのは、すごいエネルギーとびっくりしながら、私は、石灰岩のゴツゴツとした歩きにくい道を滑らないようにゆっくりと歩いた。2時間と書いてあったが、写真を撮ったり、途中の洞窟に立ち寄ったりで、結局、カーラ・ルーナまでは3時間かかったが、若い人は2時間で着くのだと思う。

最高気温は20度程度で、爽やかな北東からのグレカーレの風が優しく吹く晴れの天気。波が強かった日のため、波の音をバックに聞きながら、歩くのはとても気持ちがよい。
石灰岩の岩の隙間から生える、ジネプロの曲がりくねった木や、花々、そして、カーラ・ルーナに近づくにつれて、一部、水色に光る海を木々の間に垣間見る。
人があるくところは、土埃で、白い石灰岩が茶色くなり、左右の真っ白な石灰岩との対比も、このようなトレッキングルートの中に入らなければ見ない風景。風、空、太陽、石灰岩、木々、花々の風景がミックスして、日常と全く違う環境に、頭の中がぐるぐるとそれらを目まぐるしく察知している。こんな点が、カーラ・フイリからカーラ・ルーナのトレッキングルートの魅力。

カーラ・ルーナ・ビーチの南側にそびえる断崖絶壁の大きな岩。下から見るととても大きく高く見えるが、最も高い地点は海抜59メートル。そこへも行けるということで、登ってみた。断崖絶壁なので、恐る恐るゆっくりと、ノスクーリ Nosculi と呼ばれる地点へ。ノスクーリからの眺め。

カーラ・ルーナ Cala Luna Nosculi
海抜59メートルのノスクーリから、カーラ・ルーナを見下ろす。

カーラ・ルーナ サルデーニャトレッキング イタリア
緑の部分が、上の写真、ノスクーリからの眺め。

カーラ・ルーナは、地中海で最も壮観なビーチとも言われ、また、美しいビーチランキングで、ヨーロッパで4位となったこともある。(European Best Destinations 2025)

来た道をもどり、カーラ・フイリまで戻る。歩いた距離は17km。難しいコースではないが、尖った石灰岩の石の上を長距離歩くのは、結構大変で、あと3kmくらいというところで、腿が少し筋肉痛になってきた。こんなことは普通のトレッキングコースではおこったことがなかった。そして、車を停めたところに戻り、車に乗り込んだ時は、もう一歩たりとも歩きたくないというほどへとへとになったトレッキングであった。それでも、また、歩きたいと思うのは、魂が震えるようなサルデーニャの自然の中に包まれたいという気持ちに強く押されるからかもしれない。この数か月の中では、最も心が揺さぶられるトレッキングであった。

Grotta Oddoana
Oddoana 洞窟の前には、自然の岩のアーチがある。

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尖った石灰岩。人が歩くところは、土埃で茶色くなる。

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カーラ・ルーナといえば、ビーチにある洞窟が有名

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