サルデーニャ島の遺跡、教会、祭り

サルデーニャ島の遺跡、教会、祭り

3千年前の巡礼地 ソス・ヌラトーロス

聖なる井戸 ヌラーゲ時代
サルデーニャ島の遺跡、教会、祭り

聖アントニオ・アバーテの火祭り

サルデーニャ島内陸部、独特の仮面で有名な マモイアーダ村の聖アントニオ・アバーテの火祭りに行ってきました。キリスト教と古代からの風習が溶け合った不思議な祭りは多くの人々を惹きつけ、冬の平日にもかかわらず、小さな村にはたくさんの人がこの独特の儀式を見るためにやってきます。見るというよりも、体験すると言ったほうが適切かもしれません。カンパバッチの音、独特のリズム、マムトーネスとイソハドレスの動きを感嘆と恐れと歓喜の混ざった気持ちで見守る人々の熱気。地獄から火を盗んだという言い伝えのある聖アントニオ・アバーテのキリスト教の信仰とマモイアーダ村に古代からある伝統が混ざった、不思議な、でも一度は体験して頂きたいお祭りです。
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ガッルーラのスフィンクス La sfinge della Gallura

コスタズメラルダ(エメラルド海岸)から少し中へ入ると、様々な形の花崗岩の岩々のびっくりするような景色に囲まれます。ガッルーラのスフィンクス La sfinge della Gallura と呼ばれる大きな岩の周辺もそのひとつ。 ...
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ノストラ・シニョーラ・ディ・カストロ 

コギ―ナス湖を見晴らす見晴らしの良い場所に車を停め、緩やかな傾斜の坂道を登ると、こじんまりとした赤い粗面岩で建てられたロマネスク教会がひっそりと建つ。カストロ Castro の名前は、ラテン語の castrum に由来し、事実、教会がある場所から1kmほど離れた場所には、ローマ時代の軍隊の基地があった。古代ローマ時代には、この辺りはカリアリからオルビアへ行くルートであり(現在もそうであるが)、戦略的にも重要な場所であった。
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カンデリエーリ

毎年、フェッラゴスト(聖母被昇天の祝日)の前日の8月14日にサッサリで行われるお祭り、カンデリエーリ。各グレミオごとに、巨大な木製のろうそくを運んで町を練り歩く祭りは数百年の歴史を持つ。2013年には、ユネスコの無形文化遺産(肩で担われる巨大な構造物の祭礼)に登録されています。
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ポルト・チェルヴォのステラ・マリス教会

ポルト・チェルヴォのステラ・マリス教会の司祭、ドン・ライモンドが亡くなった。27年間、ポルト・チェルヴォの司祭だった、ドン・ライモンド神父は夏には、コスタ・ズメラルダに別荘を持つ億万長者もミサへ訪れるため、VIPの司祭と言われることもあったが、誰をも魅了する、宗教を超えたすべての人の司祭であったと思う。貧しい区域で教区司祭をするのも大変だと思うが、極端なお金持ちの地域の教区司祭をするのも、また、特別な才能が必要であると思う。
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【サルデーニャ島での夜中の巡礼体験】サン・フランチェスコ・ディ・ルーラ

サルデーニャ島東部にある小さな村ルーラ。そのルーラ村から3kmほどのところに、サン・フランチェスコ・ディ・ルーラという巡礼地があります。サルデーニャ島内陸部の町ヌオロを夜の11時頃出発して、明け方までおよそ30kmの道のりを歩くというサン・フランチェスコ・ディ・ルーラの夜中の巡礼に参加しました。
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【サルデーニャ島の小さな村】モンテレオーネ・ロッカ・ドリア

モンテレオーネ・ロッカ・ドリアは、サルデーニャ島北西部サッサリ県にある人口わずか100人足らずのイタリアの小さな村。サッサリ県で最も人口の少ないコムーネ(イタリアの基礎自治体)。人の気配もあまりないくらい非日常的な静かな村なのだが、中世にはドリア家の要塞都市として、隠されたような歴史の痕跡がある。
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クリプタ・ディ・サン・セポルクロ

カリアリ、マリーナ地区。トラットリアやレストランやバールが道にも席を拡げ、たくさんの人々がアペリティーヴォや食事をしたりして賑わう場所に、不思議な教会がある。正確に言うと教会は一見するとごくふつうの歴史ある教会なのだが、教会の地下のクリプタがとても奇妙で恐ろしい。怖い話は苦手なのだが、このようなかわったクリプタはサルデーニャにはクリプタ・ディ・サン・セポルクロの他には存在しない。
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アルボレーア王国の教会 サン・ガヴィーノ・マルティレ教会

どうしても中に入ってみたかった教会があった。教会内に、中世のサルデーニャ島で最も有名な女性、エレオノーラの彫刻があると、ある資料で読んだからだ。エレオノーラは、14世紀から15世紀初頭に生きた、アルボレーア王国のジューディチェッサ、つまり女王。中世のサルデーニャ島は、4つの独立王国にわかれていた時代があった。
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