バルバージャの秋祭りのためにオルゴーゾロ村へ行ってきました。バルバージャの秋祭りとは、9月から12月の初めにかけての土日に、サルデーニャ島内陸部バルバージャ地方で開催されるお祭りのこと。
2024年のバルバージャの秋祭りは、32の村で開催。9月7日から12月15日の土曜日と日曜日に、順番に2~3の村で行われます。それぞれの村によって特色があり、つまり、一つの村は、この期間の土日の2日間限りのため、期間中の週末に違う村々へ行く人も多くいます。秋のオフシーズンに開催ということで、観光客というよりも、サルデーニャの人々が行くお祭りという雰囲気もあります。
バルバジアの秋祭りはサルデーニャの食文化に焦点を当てているのも特徴。例えば、サルデーニャを代表するパン、パーネ・カラザウを昔ながらの方法の薪で焼く実演などを今年のオルゴーゾロ村では見ることができました。そして、もちろん焼きたてのパーネ・カラザウの試食も。パーネ・カラザウは2度焼きすることによって、あのパリパリ感が生まれるのですが、パーネ・レントゥ(pane lentu)という一度焼きの状態も試食できるのも、うれしい!!
たくさんの子豚の丸焼き(ポルチェッドゥやマイアリーノサルドと呼ばれます)が広場で、焼かれています。薪で焼く、伝統的な調理方法。焼きたてのポルチェッドゥ・サルド、とてもおいしかったです。
他にも多くの屋台が出店。
サルデーニャの伝統的なジュエリーやデア・マードレをモチーフとしたアクセサリーなども。
ペコリーノサルドも真空パックにしてくれます。
オルゴーゾロ村の秋祭りは、サルデーニャの人々にも人気があり、車をとめる場所を確保するために、10時頃までに到着した方がベターです。
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また、オルゴーゾロ村は、ムラ―レスでも有名。ムラ―レスとは、家などの壁に絵を描いたものですが、オルゴーゾロ村のムラ―レスは、政治的な意見の主張のムラ―レスが多いのが特徴。およそ300のムラ―レスがオルゴーゾロ村にあると言われています。