冬のサルデーニャでは何をしたらよいか?冬のサルデーニャは、旅行客や観光客が圧倒的に少なく、海沿いのレストランやホテルの多くはクローズしています。ハイシーズンの夏のサルデーニャと冬のサルデーニャでは、大きく雰囲気が違います。
でも、北イタリアに比べたら、サルデーニャの海沿いや標高の低い場所は、気温も穏やか。
歩くことが好きな人であれば、是非、サルデーニャの海沿いのトレッキングをおすすめしたい。夏には、混雑する有名ビーチも、静かで、静寂とゆったりとした自然を楽しむことができます。
先日歩いたルートは、ラ・ペローザ・ビーチから、カポ・ファルコ―ネ、そして、ラ・ペローザ・ビーチへ戻ってくるというコース。

ラ・ペローザ・ビーチ La Pelosa といえば、様々な美しいビーチランキングで、毎年ヨーロッパやイタリアの美しいビーチベスト10に入る有名なビーチ。サルデーニャで最も有名なビーチの一つです。夏には、とても混雑し、ビーチ保護のため、予約制となっているが、冬のちょっと小雨がぱらつく日には、誰もいません。

そして、ラ・ペローザ・ビーチのすぐ後ろに位置するカポ・ファルコ―ネ Capo Falcone。カポ・ファルコ―ネは、「スティンティーノの石」とも呼ばれる独特の黒っぽい変成岩で構成されていて、この古生代にさかのぼる雲母片岩 mica-scisti は、まるで岩に刺繍をほどこしたような、触れると、簡単に崩れてしまいそうな窪みがたくさんあります。このスティンティーノの岩を見ていると、はるかかなたのこの地の生い立ちは、どうだったのだろうと思いがめぐらされます。




エレオノーラハヤブサがこの岩に巣をつくるそう。エレーノーラは、中世の時代、サルデーニャが4つの王国にわかれていた時代のアルボレーア王国の女王の名前に由来します。
このような不思議な場所が、ヨーロッパでもっとも美しいビーチの一つと言われる有名なビーチのすぐ裏にある。
エリカ、ローズマリー、ミルトなどの地中海性低木に覆われた急なセンティエーロをのぼっていくと、海抜189メートルの高さに位置するファルコ―ネ塔につきます。ファルコ―ネ塔は1557年に建てられ、サラセン人からの襲撃に備えた見張り塔として使用されました。

今年の1月のサルデーニャは、雨がちの日が多く、この日も天気予報よりも悪く、パラパラと小雨が舞うなかでのトレッキングでしたが、それでも、圧倒されるようなサルデーニャの自然と景色を楽しみました。
およそ11km。いくつかルートがあるが、今回は、岩をよじ登らなければならない箇所もあり、やや上級者向けだったが、私でも難なく歩けるコースでした。
