昔の列車に乗って、小さな村を訪れるトレニーノ・ヴェルデと呼ばれる1日ツアーに参加しました。
2001年にNHKで放送された、世界SL紀行 イタリア サルデニア島 ゴイトといた三日間(2001年)地中海に浮かぶサルデニア島を見た方から、サルデーニャのSLに乗ってみたいというお問い合わせを頂くことがあります。1893年に製造されたゴイトは現在、サルデーニャでは走っていませんが、古い列車に乗って小さな村々を訪れるトレニーノ・ヴェルデと呼ばれる1日ツアーが、5月頃から秋くらいまで、イタリア・サルデーニャ島で開催されます。
数種類のツアーがあるのですが、その中でマンダス駅からラコニ駅まで行く1日ツアーに参加しました。
シーズンオフの秋にもかかわらず、ツアーは満席。1930年代のV2Dという列車に乗るとガイド付きツアーが始まります。
途中の小さな昔の駅に停まり、駅の中を見学しました。
そして、ラコニ駅に着いてからは、徒歩で、ラコニ村へ行き、アイメリック家の公園と城跡を見学。
サントゥアリオとなっているラコニ出身の聖人、聖イグナチオ・ダ・ラコニの生家内部も見学しました。
その後、徒歩で修道院まで行き、修道院での昼食。この他に、野菜のグリル、果物、手作りジェラート。もちろんワインも。
帰りはまた、来た道をもどります。車窓からの風景。
タッコと呼ばれる、靴のかかとのような形の岩が地表からそびえている岩の上に建つサン・セバスティアーノ教会。1500年代にはすでにあったといわれる古い教会であるが、ダムの建設により、ボートなどでしかたどり着けない教会となった。ダム建設の前には、村から数キロ離れたところにあった教会であるため、馬車などを持つ昔のお金持ちが祭りを催したり、結婚式を挙げるために使われたと言われています。
日本語ガイドと一緒にサルデーニャ島をゆっくりと旅してみたいという方、お問い合わせお待ちしております。
カリアリ駅では、1928年製造の蒸気機関車 Locomotiva FS 744 を見ることができます。