サルデーニャ島の歴史
中世のサルデーニャ島 サルデーニャ島の歴史④
今回はサルデーニャ島の中世の歴史についてです。サルデーニャ島の中世は、およそ千年間続きました。455年にゲルマン民族のヴァンダル人が侵略した時から15世紀半ばのアラゴンがアルボレア王国を滅ぼし、サルデーニャ島全体を支配し始めたときまでのおよそ千年間を指します。
フェニキア人、カルタゴ人、ローマ人 サルデーニャ島の歴史③
サルデーニャ島の歴史③では、紀元前1000年頃から紀元455年までのサルデーニャ島の歴史について書こうと思います。遠い国々からやってきて、私たちの島を支配した民族。最初は敵であったカルタゴ人やローマ人とサルデーニャ人は次第に混ざり、一つの民族を作った。この混合がサルデーニャの魅力でもあるのです。
ヌラーゲ文明 サルデーニャ島の歴史②
ヌラーゲ文明は、サルデーニャ島中で習慣、伝統、建築物、宗教儀式が同じで、ヌラーゲやモンテプラマの巨像に見られるように、高い文化水準をもち、豊かであったと推測されています。ヌラーゲ文明はおよそ1000年間も続いたのです。現在の統一されたイタリアが150年ちょっとの歴史しかないことを考えてみると、サルデーニャ人の奥底に秘められているDNAは、ヌラーゲ文明に基があるように思えてなりません。ヌラーゲ文明を知ることは、サルデーニャ人を理解する手助けになると思うのです。
ヌラーゲ文明以前のサルデーニャ先史時代 サルデーニャ島の歴史①
紀元前6000年から紀元前1600年のヌラーゲ文明以前のサルデーニャ先史時代について書きたいと思います。デアマードレ、ドームスデヤーナス、メンヒル、ドルメン、モンテダッコーディについての説明