サルデーニャ島のムラ―レスとは、1900年代の後半以降に、ふつうの家の壁に描かれた壁画で、サルデーニャ島内にはムラ―レスで有名な村がいくつかあります。
人口わずか200人足らずのサルデーニャ島中西部のティンヌーラ村には、ちょっと前のサルデーニャのふつうの生活の様子がだまし絵のように家に描かれています。




セディニ村のムラ―レスにもだまし絵の要素があります。

サルデーニャで最も標高の高い場所にあるフォンニ村には、祭りの様子が描かれています。



多くのサルデーニャの村々のムラ―レスは、サルデーニャのちょっと前までの伝統的な生活様式やお祭りなどを描いた、ほのぼのとしたものが多いのですが、サルデーニャ島内陸部、バルバジア地方のオルゴーゾロ村のムラ―レスは独特で、政治への批判や社会への疑問の投げかけなど、発言力の強いものとなっている点が特徴です。


オルゴーゾロのムラ―レスの始まりは、1969年にGruppo DionisioのGiancarlo Celli氏が描いたムラ―レスが始まりと言われていますが、その後1970年代に、シエナ出身で、オルゴーゾロで美術教諭をしていた、Francesco Del Casino氏が多くのムラ―レスを描き始めました。

オルゴーゾロのムラ―レスは毎年増えており、300以上のムラ―レスがあります。

サルデーニャ内陸部の昔はバンディーティの村として悪名の高かったオルゴーゾロには、今は多くの観光客がムラ―レスを見るために訪れています。


